リング2

リング2』は、1999年1月23日に公開されたホラー映画作品で、映画版『リング』の映画版オリジナルの続編。「リング」には原作、映画版ともに正規の続編『らせん』が存在するが、リング2は「らせん」とは異なる展開を見せる一種のパラレルワールド的な作品である。リング2の脚本を一般公募で募集したが、決定されず、脚本家の高橋洋が書き下ろした。同時上映は、『死国』。映画版の主役である、『リング』の松嶋菜々子、『リング2』の中谷美紀、『リング0 バースデイ』の仲間由紀恵はそれぞれ2代目、4代目、5代目きれいなおねえさん(松下電器工業CMキャラクター)である。

リング2のシナリオの一般公募を行い、結果、396通もの作品が集まったが、大賞は出ず、4通の佳作が選ばれるにとどまった。(プロデューサーの一瀬降重氏は、シナリオとして面白いものが出来ても、映像化に耐えうるものはないだろうとインタビューで語っている。)なお、この佳作は、後に「the Ringもっと怖い4つの話」として書籍化されている。当時の選考委員は、監督の中田秀夫、原作の鈴木光司、原正人、角川歴彦の4人。

結局、物語は前作「リング」の脚本を務めた高橋洋が書き下ろしたオリジナル展開で、主人公は本筋の「らせん」で死亡してしまう高野舞がヒロインとして配置され、怨念の怪物山村貞子から浅川玲子の遺児・陽一を守って奮闘する活躍を描いた、第1作「リング」のイメージに素直に沿った内容。(これを軸に浅川玲子の後輩AD岡崎と女子高生沢口香苗の呪いのビデオを巡る物語、山村敬の貞子遺骨を巡る物語が映画の中心として同時進行する形となる)貞子も相変わらず「モンスター」として扱われている。物語は中途半端に「らせん」の要素を取り込もうとはせず、完全な別ものとして潔く割り切った印象の構成であり、純粋にホラー映画としてのスタイルを保った作りである。なお高橋はインタビューにおいて、原作者の鈴木光司に「今回、らせんは忘れます」ということで承諾を得ていると発言している。

映画版リングの続編ということで、「リング」で高野を演じた中谷美紀が主演を努め、松嶋菜々子と真田広之も同じ配役で特別出演している。この3名は映画版「らせん」でも同じ役で登場しており、「リング」後の、内容が全く違う2タイプの続編を同じ配役で演じるという、興味深い仕事となっている。

余談だが、主演の1人、アイドルの深田恭子は映画出演2作目にしてホラー映画初出演ということになっている。



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